新年を迎えるにあたって
新春を迎え、皆様方には益々ご清祥のことと、役員・職員一同心からお慶びを申し上げます。
また、本法人施設ならびに事業所に対しまして日ごろから多大なご支援をいただいておりますことに、心からお礼を申し上げます。
さて、昨年は本法人の設立から30年となる記念すべき年となりましたが、さらに本年は特別養護老人ホームふじの里が開設30周年を迎えます。このため、これを記念して、高島市高齢者福祉計画第八期介護保険計画に基づき「(仮称)特別養護老人ホーム藤のれん」の新設整備を進めており、本年4月以降の開設を目指しております。
施設は、ユニット型40床とし、居宅介護が困難となった高齢者の皆様が安心して生活できるよう、医療機関や在宅介護支援活動との連携のもとに、看取りケアの機能を一層強化した施設とし運営する予定です。また、当施設を介護活動の実践の場として活用し、福祉活動の体験や学習、介護の実習や研修、介護普及といった学習・教育支援事業をあわせて実施することとしております。既に、施設の建設と並行して、こうした運営方針をご理解いただき、職務に専念いただける職員の皆さんの採用を進めているところです。
ところで、本法人では、昨年、中期事業計画を策定し、地域の社会状況等が日々変化する中で、様々な課題に速やかに対応し、法人としての「次なる時代への基盤づくり」を進めることといたしました。具体的には、高齢者介護保険施設・事業所としての基本理念に基づき、利用される皆様の視点からサービスの向上を目指すとともに、いまいちど社会福祉法人の理念に立ち返って、地域社会の諸課題と向き合い、様々な具体的活動を展開することとしております。
法人設立や施設開設から30周年を迎えたことを機に、今後一層地域の関係機関や施設・事業所の皆様との連携を進めますとともに、職員の皆様がやりがいと働く喜びを感じていただけるよう、法人事業の運営に努めていきたいと考えております。
皆様方には、本年も一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
社会福祉法人光養会
理事長 橋本 辰美