令和6年11月にノーリフトケア®の取組として、ふじの里・なごみの家の一部の居室および浴室に天井走行の介護リフトを整備しました。フレックスボードやスライディングボードの他、福祉用具の選択肢が増えたことで持ち上げない、抱え上げない、引きずらない介護により介護職員の介護負担の軽減と利用者の皆様への移乗時の安心感、安定した姿勢の確保につながるものと考えています。
※「ノーリフト®」「ノーリフトケア®」、ロゴは日本ノーリフト協会の登録商標です。
令和6年11月にノーリフトケア®の取組として、ふじの里・なごみの家の一部の居室および浴室に天井走行の介護リフトを整備しました。フレックスボードやスライディングボードの他、福祉用具の選択肢が増えたことで持ち上げない、抱え上げない、引きずらない介護により介護職員の介護負担の軽減と利用者の皆様への移乗時の安心感、安定した姿勢の確保につながるものと考えています。
※「ノーリフト®」「ノーリフトケア®」、ロゴは日本ノーリフト協会の登録商標です。
新しい年を変革の年とするために
新春を迎え、皆様方には益々ご清祥のことと、役員・職員一同心からお慶びを申し上げます。また、本法人施設・事業所の運営に多大なご支援をいただいておりますことに、心からお礼を申し上げます。
令和5年は、「特別養護老人ホーム藤のれん」を新たに開設いたしましたが、一年以上を経てようやく安定した運営を実現することができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と厚く感謝を申し上げます。
さて、本法人では、中期事業計画をもとに、地域社会の様々な課題に速やかな対応ができるよう、法人としての基盤づくりに取り組むこととしております。本年はこうした取組の一つとして特別養護老人ホームにおける「介護職員職場環境改善事業」を実施いたします。
本事業は、施設をご利用いただいております皆様の「介護サービスの質の向上」を図るとともに、介護業務の効率化や職員の皆さんの負担軽減等に努め、楽しく・働きやすい職場環境の実現を目指すものです。
具体的には、介護ロボットやICT機器などの整備を積極的に行うことによって、①利用者様の日常生活自立度等による多様なニーズに対応できる適切な介護機器の整備と活用を進め、介護サービスの質的向上を実現します。また、②施設の構造や業務動線および職員間の連携(コミュニケーション)ツールの改善を進め、業務負担の軽減や生産性の向上を実現します。さらに、③見守り器機や行動分析センサー・生体情報センサー等の導入と活用を進め、科学的介護や自立支援介護を実現します。
他にも、本法人では地域社会の諸課題と向き合い、様々な具体的活動を展開することとしており、介護予防の取組や高齢者の皆様の孤立・孤独を防止するための支援活動を進めます。
今後とも、地域の皆様との連携を大切にし、職員一人一人がやりがいと喜びを感じて働き続けられるよう、法人運営の充実に努めていきたいと考えております。皆様方には、本年も一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
社会福祉法人光養会
理事長 橋本辰美